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「真実告知」 その2 [真実告知]

そして、4年生になったナンは、生んでくれたお母さんはどんな人だろう?
と考えているようだった。
ナンの担当保育士さんだったAさんと電話していた時、
ナンは「生んでくれたお母さんの名前、知ってる?」「ナンは、いつ乳児院に来たの?」と聞いていた。

二回目の「真実告知」をする時期だ。

Aさんが書いてくれた乳児院での「成長記録」というものがあるので、
そこに、「生んでくれたお母さんの名前、ナンが生まれた時刻、体重。
乳児院に入った日付。
(私達が)お父さん、お母さんになりたいと挨拶に行った日付。
おうちに来た日付」を書き加えて、ナンに渡した。

Aさんからもらった乳児院でのアルバムも一緒に。
ナンはアルバムを見て「ナンちゃんって、かわいい」を連発。
赤ちゃんの自分にニコニコだった。
このアルバムは何回か見ているのだが、忘れている様子だった。

絵本も二冊、一緒に渡した。
一冊は女優のジェイミー・リー・カーティスが書いた
「ねえねえ、もういちどききたいなわたしがうまれたよるのこと」。
ジェイミー・リーは二人の養子を育てている。
もう一冊は「養子」という言葉も知らなかったナンには、
少し難しいかもしれないけど、「どうして私は養子になったの?」という絵本。
といっても、文章がたくさん。ナンはがんばって読んでいた。

聞きたいことを、しっかり素直に聞けるナン。
自分の赤ちゃんの頃を見て「かわいい」と言えるナン。
えらいな。すごいな。と思う。
この先、どんな風に成長していくのだろう。

(生んでくれたお母さんが)「どうしてナンを乳児院に預けたのかなぁ?」と言っていた。
「とっても若かったからかな?」とも言っていた。
「そうかもしれないけど。分からないね。
もう少し大きくなったら児童相談所のBさん(うちの担当)に聞いたら教えてくれるかもね」と話した。
ナンは「5年生になったら聞きに行こうかなぁ」。

子どもの成長と共に「真実告知」も変化していく。

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「真実告知」 その1 [真実告知]

養子を育てていると、「真実告知」という問題がある。
生んでくれたお母さん、お父さんがいるという「真実」を話すこと。

ナンが家に来たのは3才直前。
私と夫は、乳児院で過ごしたほぼ3年間の思い出を、封印しなくてもよいと思った。
私達がそんな風に思ったのには、ナンがいた乳児院の明るさと、
ナンの担当保育士Aさんを信頼したからである。
乳児院から、おうちに来たという事は、ナンも分かっている。
おうちに来た時に大泣きしたとか、乳児院に関してはどんどん忘れていったのだが、
「ナンは乳児院にいた」とか「ナンをお世話してくれたのはAさん」とかは覚えていた。

4才後半になり、幼稚園に通い出し、
「お父さんのお母さんが、おばあちゃんなの?」
「お父さんも子どもだった?」といった質問を何度も何度もしてきた時期があった。
私は、「こんな風に、人間の成長過程を理解していくのか!」と感動していた。

そして、「ナンは、誰から生まれたの?」と聞いてきた。

「ナンには、生んでくれたお母さんと、お父さんがいます。
お母さんもお父さんも二人いるんだよ」と話した。

「神様が、ナンちゃんは乳児院にいるよ、って教えてくれたんだけどね、
どこの乳児院か教えてくれなかったから、ずっと探してたんだ」と言うと、
「神様、あわてんぼだね」と納得した様子だった。

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記憶 [真実告知]

一昨日の土曜は桜満開なうえに、あまりにいい天気だったので、電車に乗って出かけたくなった。
桜もあって、子ども達も体を動かせる場所を検討。
決定した公園は、コンのいた乳児院の最寄り駅から乳児院とは反対方向へ進む場所だった。

4年前の今頃、コンに会いに通っていた駅。
ナンが幼稚園の年中から年長になる春休みの初日。初めてコンに会ったのだった。
乳児院での交流を重ね、その後は家にも泊まるようになり、
乳児院と行ったり来たりを数回経験した。
当然その時に利用した駅なのであるが、コンは覚えていた。
1才の時の記憶。

一昨日は乳児院のことは話さずに駅に着いた。
電車からホームに降り、改札へと向かう途中、
コンが「赤ちゃんの時にね、ここにいたでしょ」と言い出した。
コンの話しぶりからすると、赤ちゃんの時はみんなここにいると思っているのかもしれない。
「覚えてるんだねー」という返事だけで、この件に関してはおしまいにしておいた。

コンも、そろそろ真実告知をしてもいい年頃だと思う。
でも、ゆっくりと、そしてじっくりコンの成長を見ながらでいいのだとも思っている。
1才で縁があったコンは、迎える時はそれほど苦労しなかった。
だけど、告知は大変だろうと思う。

お父さんも、お母さんも、赤ちゃんだったというのは、分かっているコン。
だけど、おばあちゃんや、おじいちゃんまでは、繋がっていないのだ。

ナンがしつこく聞いてきた時期があった。
「お父さんのお母さんがおばあちゃんなの?」という内容の質問。
繰り返し、繰り返し、自分にストンと落ちていくまで問い返す。
そして「ナンは誰から生まれたの?」とストレートに聞いてきた。

コンへの告知はどんなものになるのだろう。

そして、ナンに関しては、生んでくれたお母さん、お父さんについて、
少し詳しく話す時期にきているように感じている。

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たまご [真実告知]

ズボンを除いて、幼稚園の制服・帽子・かばん・体操着は
ナンが使っていたものをコンも使っている。
全てのものに名前が書いてあるが、ナンの名前も残っているものがほとんどだ。
半年程前は、ナンの名前を見て「だめー」と怒っていたコン。

今朝、コンが、制服の上着を見て、ナンとコンの名前を確認していた。

コン「なんでナンちゃんの名前が書いてあるの?」

私 「ナンちゃんが幼稚園の時に着てたんだよ。ナンちゃんが4才の時ね。」

コン「ナンちゃんが小さい時か。そっか。そして、コンがたまごから生まれたってわけだ」


ナンも4才の時、幼稚園に行ってたという事が分かったのね!成長してるゾ。

でもって、ナンもたまごから生まれてきたと思っていた時期があったわ~!

ピングーとか、教育テレビのがんこちゃんが大好きだからだと思うのだけど、
赤ちゃんはたまごから生まれる方が身近というか、よく見るパターンなのだと思う。
今のコンにとっては、赤ちゃんはたまごから生まれてくるものなのだ。

出生に関しての我が家の方針は、子どもが質問してきたら、
その時の子どもに理解できる言葉で説明をする。

子どもは突然聞いてくるので、夫婦で基本方針を話し合っておかないと、動揺する。
子どもはどんどん成長するので、油断大敵だ。
女の子と男の子との違いも出てくるのかなぁ。

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